「アガルートの宅建士講座は、全部でいくらかかるの?」
「フルとライトでは5万円以上違うみたいだけれど、割引を使ったらどうなるのかな?」
通信講座を比較していると、最初に気になるのは受講料金ですよね。
アガルート宅建士講座には、入門・中上級それぞれのフルとライトに加え、キックオフ宅建士があります。さらに、受験経験者割引や他校乗換割引、合格特典なども案内されているため、「結局、自分はいくら支払うのか」が分かりにくく感じられるかもしれません。
2027年合格目標の通常税込価格は、キックオフ宅建士が10,780円、入門が54,780〜107,800円、中上級が76,780〜129,800円です。
ただし、通常価格とキャンペーン価格は別のものです。割引制度も、すべてのコースや購入者に適用されるわけではありません。
この記事では、2027年合格目標の公式情報をもとに、5商品の料金とフル・ライトの価格差を整理します。あわせて、割引制度、支払方法、追加費用、合格特典の注意点も確認していきましょう。
料金表を見て終わりにするのではなく、「自分に必要な内容を、予算内で受講できるか」まで考えられるようにまとめました。
情報確認日:2026年9月20日。料金・割引・キャンペーン・支払条件は変更される場合があります。購入前には最新の公式案内と注文確認画面をご確認ください。
アガルート宅建士講座の料金一覧|2027年合格目標の5商品を比較
キックオフ・入門・中上級の通常税込価格
まずは、2027年合格目標の料金を一覧で確認しましょう。
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商品 |
通常価格(税込) |
|---|---|
|
キックオフ宅建士 |
10,780円 |
|
入門カリキュラム/ライト |
54,780円 |
|
入門カリキュラム/フル |
107,800円 |
|
中上級カリキュラム/ライト |
76,780円 |
|
中上級カリキュラム/フル |
129,800円 |
出典:アガルート公式の2027年合格目標講座一覧。2026年9月20日時点の通常価格で、割引適用前の金額です。

料金だけを見ると、キックオフ宅建士が最も低価格です。
ただし、キックオフ宅建士は、入門・中上級カリキュラムと同じ内容を収録した廉価版ではありません。
公式サイトでは、キックオフ宅建士は、試験範囲の重要事項や全体像を短時間でつかむための講座として案内されています。入門カリキュラムは初学者向け、中上級カリキュラムは学習経験者向けという位置付けです。
例えば、これから宅建の全範囲を基礎から学ぶ方が、「一番安いから」という理由だけでキックオフ宅建士を選ぶと、希望していた学習内容と異なる可能性があります。
反対に、すでに問題集や学習計画を用意していて、まず全体像を整理したい方なら、キックオフ宅建士の内容が目的に合う場合もあるでしょう。
価格を比べる前に、各商品がどのような学習を想定しているかを確認することが大切です。
料金を見るときは通常価格・キャンペーン価格・対象年度を区別する
アガルートの料金を検索していると、同じようなコース名なのに違う金額を見かけることがあります。
その理由として考えられるのが、対象年度や価格の種類の違いです。
公式サイトには、2026年合格目標と2027年合格目標の商品が掲載されています。また、通常価格とは別にキャンペーン価格が表示される場合があります。
まず、次の3つを分けて考えてみてください。
|
価格の種類 |
確認すること |
|---|---|
|
通常価格 |
割引適用前の基本価格はいくらか |
|
キャンペーン価格 |
どの商品が、いつまで対象になるか |
|
クーポン適用後の価格 |
自分が対象者か、実際に適用できるか |
例えば、2026年版のセール価格を見つけても、その金額を2027年版の購入予算に使うことはできません。
また、税抜価格と税込価格を混同すると、支払金額を少なく見積もってしまいます。
この記事の料金表では、条件をそろえるために2027年版の通常税込価格を採用しました。
実際に購入を検討するときは、対象年度と商品名を確認し、割引がある場合は条件を調べたうえで、購入確認画面に表示される金額を確かめましょう。
アガルートの公式案内でも、クーポン適用後の価格はカート内の「購入の確認」ページで確認するよう説明されています。
この記事の料金表は2026年9月20日時点の通常価格です。現在のキャンペーンや購入予定コースの価格を確認したい方は、公式サイトの2027年版講座一覧をご覧ください。
フルとライトの料金差はいくら?
入門フルとライトの価格差は53,020円
2027年版の入門カリキュラムの通常価格を比較すると、次のようになります。
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入門カリキュラム |
通常価格(税込) |
|---|---|
|
フル |
107,800円 |
|
ライト |
54,780円 |
|
差額 |
53,020円 |
107,800円から54,780円を引くと、差額は53,020円です。
5万円以上の差があると、「ライトでも大丈夫なら、費用をかなり抑えられる」と感じる方もいるでしょう。
ただし、フルとライトは価格だけが違うわけではありません。収録されている講座や利用できるサポートにも違いがあります。
例えば、直前期の演習まで講座の内容を活用したい方は、フルに含まれる対策を確認しておきたいところです。
一方、必要な講義や演習がライトに含まれているなら、必ずしもフルのすべてを利用する必要はありません。
ここでは「53,020円安いからライトがよい」と結論づけず、次に説明する内容の違いも合わせて考えましょう。
中上級フルとライトの価格差も53,020円
中上級カリキュラムの通常価格も確認してみましょう。
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中上級カリキュラム |
通常価格(税込) |
|---|---|
|
フル |
129,800円 |
|
ライト |
76,780円 |
|
差額 |
53,020円 |
129,800円から76,780円を引くと、こちらも差額は53,020円です。
ただし、入門と中上級は、想定する学習経験が異なります。
公式サイトでは、入門は初学者向け、中上級は基礎知識をもとに得点力を高めたい学習経験者向けとして案内されています。
そのため、「中上級ライトのほうが入門フルより安いから」という理由だけで選ぶのは避けたいところです。
最初に、ご自身の学習経験に合うのが入門か中上級かを考え、その後でフルとライトを比較すると、判断の順番が分かりやすくなります。
価格差だけでなく追加される講座・サポートを確認する
入門・中上級ともに、フルとライトの通常価格差は53,020円です。
では、この差額をどのように考えればよいのでしょうか。
ポイントは、フルに含まれる講義・演習・サポートを、自分がどのくらい利用したいかです。
公式サイトでは、問題の解法や直前期のアウトプットを念入りに進めたい方向けのフルと、コンパクトに学びたい方向けのライトという違いが案内されています。一部の講座はフルのみに含まれます。
また、サポート面では、2027年版の質問サービス「KIKERUKUN」はフル30回・ライト10回の上限があり、バーチャル校舎はフルのみが対象です。バーチャル校舎には先着希望制・定員制の条件もあります。
こうした違いがあるため、料金表だけでは価格差に納得できるか判断しにくいのです。
例えば、「問題演習は自分で進める予定で、質問もあまり使わない」という方と、「演習もサポートも幅広く利用したい」という方では、必要な内容が変わります。
個人的には、53,020円という差額を見た段階で決めるより、フルで増える内容のうち、自分が実際に使いそうなものを確認すると、選びやすくなる印象です。
ただし、追加講座をあとから単独購入できるか、いくらかかるかは商品ごとの販売状況によります。「ライトを選んで不足分だけ買えば必ず安くなる」とは考えないようにしましょう。

価格差に対応する教材やサポートの違いを詳しく知りたい方は、フルとライトを比較した記事で確認できます。

アガルート宅建士講座の割引制度とキャンペーン
主な割引制度は10%・20%OFFなど
通常料金が分かったら、次に気になるのが割引制度ですよね。
アガルート宅建士講座では、宅建試験の受験経験や他校での学習経験などに応じた割引制度が案内されています。
主な制度を整理すると、次のようになります。
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割引制度 |
割引率 |
主な対象 |
|---|---|---|
|
宅建試験受験経験者割引 |
10% |
宅建試験を受験した経験がある人 |
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他校乗換割引 |
20% |
他校の有料講座で宅建を学習した人 |
|
再受講割引 |
20% |
対象となるアガルート宅建講座の受講経験者 |
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ステップアップ割引 |
原則20% |
対象講座から次の講座へ進む人 |
|
キックオフ受講経験者のステップアップ割引 |
10% |
キックオフ宅建士から対象のフルへ進む人 |
|
他資格試験合格者割引 |
条件に応じて10%または20% |
指定の資格試験に合格した人 |
2026年9月20日時点の公式制度案内に基づく概要。対象商品・証明書・利用回数などの条件があります。
例えば、受験経験者割引を利用する場合、宅建試験の受験経験を示す書類が必要です。他校乗換割引では、他校の有料講座を受講したことを示す受講書や領収証などが求められます。
再受講割引やステップアップ割引についても、「以前アガルートを利用したことがある」という理由だけで、希望するすべての商品に適用されるわけではありません。過去に受講した講座と、今回購入する講座の組み合わせによって対象が決まります。
他資格試験合格者割引も、対象になる資格が指定されています。「何か資格を持っていれば使える」というものではないため、資格名と必要な証明書を確認してください。
割引率を見てすぐに計算するより、まず自分が制度の対象者かどうかを調べることが大切です。
2027年版の各種割引は原則フルが対象
割引を検討する際、特に見落としたくないのが対象コースです。
今回確認した公式の各種割引制度では、2027年版の入門フル・中上級フルが対象として掲載されています。ライトとキックオフ宅建士は、これらの割引制度の対象外です。
例えば、受験経験者割引が10%OFFだからといって、入門ライトの通常価格54,780円から自動的に10%引いた金額を、購入価格として考えることはできません。
一方、キックオフ宅建士の受講経験者には、対象のフルカリキュラムへ進む際のステップアップ割引が案内されています。これは、キックオフ宅建士自体を割引価格で購入できるという意味ではありません。
この違いは少し紛らわしいところですね。
ライトと割引適用後のフルを比較したい場合は、まずフルの割引対象者に該当するかを確認しましょう。そのうえで、実際に適用される金額と収録内容を比べると、判断しやすくなります。
割引クーポン同士の併用はできない
複数の割引条件に当てはまりそうな方は、「10%OFFと20%OFFを両方使えるのかな?」と気になるかもしれません。
公式案内では、異なる割引制度同士の併用はできないとされています。
例えば、宅建試験の受験経験があり、さらに他校の有料講座も利用していた場合でも、受験経験者割引と他校乗換割引を重ねて適用できるわけではありません。
一方で、公式の割引案内には、キャンペーン価格やセール価格が設定されている場合、その価格からさらに対象の割引を適用できる旨が記載されています。
整理すると、次のようになります。
|
組み合わせ |
考え方 |
|---|---|
|
受験経験者割引+他校乗換割引 |
割引制度同士の併用は不可 |
|
キャンペーン価格+対象の割引クーポン |
公式制度上、追加適用できる場合がある |
ただし、個別のキャンペーンに別途条件がある場合は、その条件も確認する必要があります。
「セール中だから、さらに必ず20%引きになる」といった計算をする前に、対象商品とクーポンの適用可否を確認しましょう。
割引後の金額は、最終的に購入確認画面で確かめることが大切です。
申し込み前の申請が必要な割引に注意
割引制度を使いたい場合は、手続きを行うタイミングにも注意しましょう。
公式の商品ページでは、各種割引制度について、講座の申し込み前に申請するよう案内されています。受験経験者割引や他校乗換割引などは、証明書を用意してクーポンを申請する流れです。
一方、再受講割引とステップアップ割引は、対象者が購入確認画面でクーポンを選択する方式として案内されており、通常の証明書提出による事前申請とは手順が異なります。
申し込み直前に慌てないためには、次の順番で確認すると分かりやすいでしょう。
-
自分が利用できそうな割引制度を探す。
-
購入したい2027年版の商品が対象か確認する。
-
必要な証明書と申請方法を確認する。
-
適用可能なクーポンを確認してから購入手続きへ進む。
申請が必要な制度では、申請結果を確認する前に購入を確定しないようにしましょう。
また、割引制度の内容は変更される可能性があります。以前利用できた条件が現在も同じとは限らないため、申請時点の公式案内を確認してください。
キャンペーン価格は実施期間と対象講座を確認する
アガルートでは、通常価格とは別に期間限定のセールが実施されることがあります。
ただし、検索結果に「10%OFF」と表示されていても、どの年度の、どの商品が、いつまで対象になるのかを確認する必要があります。
2026年9月20日時点では、公式サイトに2026年版のアウトレットセール情報が掲載されています。一方、2027年版の商品ページにもキャンペーンの告知が見られるものの、今回確認できた情報だけでは、2027年版の各商品への適用期間と価格を一律に確定できませんでした。
そのため、この記事では未確認のキャンペーン価格を2027年版の料金表に掲載しません。
最新の価格を確認するときは、対象年度・対象商品・実施期間・割引クーポンの適用条件を確認してください。
通常価格より安い表示があっても、希望するコースが対象外だったり、購入時にはキャンペーンが終了していたりする可能性があります。
気になるキャンペーンを見つけたら、金額だけでなく、その価格が適用される条件まで確認しておきたいですね。

支払方法と分割払いの条件
利用できる主な支払方法
講座の料金と割引条件を確認したら、支払方法も見ておきましょう。
アガルート公式サイトでは、次の方法が案内されています。
-
銀行振込
-
クレジットカード決済
-
コンビニ決済
-
ペイジー
-
PayPay
-
あと払い(ペイディ)
-
教育クレジットローン
ただし、支払方法によって利用条件は異なります。
例えば、コンビニ決済やペイディには決済金額に関する条件があります。銀行振込では、金融機関によって振込手数料がかかる場合もあります。
「支払方法がたくさんあるから、どれを選んでも同じ」と考えず、自分が利用したい方法の条件を確認しましょう。
特に分割払いを考えている方は、月々の金額だけでなく、手数料と支払総額も確認したいところです。
教育クレジットローンは12回まで分割手数料無料の条件あり
受講費用を一度に支払うのが難しい場合は、教育クレジットローンが選択肢になるかもしれません。
アガルートの公式案内によると、教育クレジットローンは、1回の申し込み額が税抜30,000円以上の場合に利用でき、最大12回払いまでの分割手数料が無料です。信販会社による審査が必要で、12回を超える支払回数を選ぶと手数料無料の対象外になります。
ここで注意したいのは、「最大12回まで手数料無料」という条件は、今回説明している教育クレジットローンの案内だということです。
クレジットカードの分割払いやペイディには、それぞれ別の条件があります。
例えば、公式のよくある質問では、ペイディの分割払いについて、口座振替・銀行振込を利用した場合に分割手数料無料と説明されています。利用には本人確認や審査などの条件があります。
教育クレジットローン以外の方法も含め、利用条件をまとめて「すべて手数料無料」と説明することはできません。
月々の支払額だけでなく、総額・手数料を確認する
分割払いでは、「月々いくらなら支払えるか」が気になりますよね。
ただし、毎月の負担が小さく見えても、支払回数や手数料によって最終的な金額が変わる場合があります。
例えば、入門フルの通常税込価格107,800円を、追加の分割手数料が発生しない条件で12回に分けると、単純計算の月平均は約8,983円です。
ただし、これは107,800円を12で割った参考計算です。毎月の請求額がすべて同額になるとは限らず、実際の請求額や支払日は契約条件に従います。
また、分割手数料が無料でも、講座そのものの価格が値下げされるわけではありません。
確認しておきたいのは、次の4点です。
|
確認項目 |
見ておきたいこと |
|---|---|
|
毎月の支払額 |
生活費を圧迫しないか |
|
支払回数 |
何か月にわたって支払うか |
|
手数料 |
支払方法・回数によって発生するか |
|
支払総額 |
最終的に合計いくら支払うか |
分割払いを利用するかどうかは、ご自身の収支に合わせて考えてください。
月々の金額が払えそうだからという理由だけで、予算を超える講座を選ぶ必要はありません。
ローン利用時の解約条件を確認する
教育クレジットローンを利用する場合は、支払金額だけでなく契約条件も確認しておきたいところです。
アガルートの公式案内には、教育クレジットローン利用時について、解約できない旨の注意書きが掲載されています。
ただし、この案内だけから、すべての個別事情において法令上の解除や救済が一切認められないと判断することはできません。
契約前に販売元・信販会社の規約を確認し、不明な点があれば問い合わせてください。
特に、分割回数が多い場合や、途中で受講できなくなったときのことが気になる場合は、契約前に確認しておくと判断材料になります。
なお、ここでいう通常の解約条件と、合格者向けの「全額返金特典」は別の仕組みです。混同しないようにしましょう。
受講料金以外に追加費用はかかる?
通常の教材送料は受講料に含まれる
講座の料金を確認すると、「教材の送料も別にかかるのかな?」と気になる方もいるでしょう。
アガルート公式の支払方法ページでは、教材の送料は講座代金に含まれており、別途送料を支払う必要はないと案内されています。
そのため、通常の国内向け教材発送について、料金表の金額にさらに送料を上乗せして計算する必要はありません。
ただし、海外への直接発送には対応していません。公式サイトでは、海外で受講する場合、国内の親族や知人などの住所を指定して受け取り、そこから海外へ転送する方法が案内されています。
海外への転送を予定している場合は、その分の配送費用などを別に考える必要があります。
また、教材の発送は、発売済みの教材かどうかや入金確認の時期によっても変わります。購入前には、送料だけでなく、必要な教材がいつ届く予定なのかも確認しておきたいですね。
購入したコースに含まれる教材・講義を確認する
追加費用を考えるときは、まず、購入予定の商品に含まれる内容を確認しましょう。
アガルート宅建士講座では、2027年版の入門・中上級カリキュラムに、講義や過去問などを組み合わせた教材が用意されています。ただし、一部の講座はフルのみに含まれます。
例えば、商品に収録されている講義や教材について、さらに別料金を支払う必要があると考えるのは正確ではありません。
一方、購入した商品に含まれていない講座を使いたい場合は、別途費用がかかる可能性があります。
確認するときは、講義動画だけでなく、紙の教材、デジタル教材、過去問、直前期の演習など、利用したいものを一通り見ておきましょう。
「料金が安いからライトにしたけれど、使いたかった講座が含まれていなかった」ということを防ぐためにも、料金表と収録講座一覧はセットで確認したいところです。
追加講座・問題集を購入する場合は別途費用を確認
宅建の勉強を始めたあと、市販の問題集や別の対策講座が気になることもありますよね。
その場合は、購入する商品に応じて追加費用が発生します。
ただし、追加の教材がすべての受講者に必要なわけではありません。購入したカリキュラムに含まれる教材で、希望する学習を進められる場合もあるでしょう。
ここで注意したいのは、「ライトで不足した講座だけ後から購入すれば、必ずフルより安くなる」と考えないことです。
2027年版の商品について、希望する講座が単独で販売されているか、購入できる時期はいつか、価格はいくらかは、個別に確認する必要があります。
また、アガルートの公式FAQでは、テキストのみの販売や、紛失したテキストの再販売は行っていないと案内されています。紙の教材を利用したい方は、教材の保管にも気を付けたいですね。
追加費用を必要以上に見積もることも、逆に「絶対にかからない」と考えることも避け、自分が実際に購入するものをもとに計算しましょう。
宅建試験の受験料は講座料金とは別
もうひとつ、予算から抜けやすいのが、宅建試験そのものの受験手数料です。
通信講座の受講費用と、試験実施機関へ支払う受験手数料は別の費用です。
不動産適正取引推進機構が公表している2026年度の宅建試験受験手数料は、8,200円です。
ただし、これは2026年度の情報です。この記事が対象とする2027年度の受験手数料として、そのまま確定金額を掲載することはできません。
2027年度の正式な試験案内が公表されたら、受験手数料と支払方法を確認しましょう。
講座料金の予算とは別に、試験の申し込みに必要な費用も想定しておくと、あとから慌てずに済みます。
受験に必要な交通費なども、人によっては考えておきたい費用です。ただし、金額は受験会場や移動方法で変わるため、この記事では一律の金額を掲載しません。
合格特典・教育訓練給付金で費用はどう変わる?
全額返金・お祝い金はフルのみ対象
アガルート宅建士講座には、対象年度の宅建試験に合格した人向けの合格特典が用意されています。
2027年度の対象商品は、入門フルと中上級フルです。ライトとキックオフ宅建士は対象外となっています。
公式案内では、特典として「全額返金」または「お祝い金1万円」が設けられています。
ただし、特典は合格すれば自動的に受け取れるものではありません。対象講座を購入し、所定の申請・提出条件を満たす必要があります。
ここで大切なのは、合格特典と購入時の割引を別のものとして考えることです。
割引は、購入時の支払金額に関わる制度です。一方、合格特典は、対象年度の試験に合格したあと、条件を満たして申請する仕組みです。
購入時の予算を考える段階では、まだ受け取れることが確定していない特典を差し引かないようにしましょう。
全額返金は税抜購入価格が基準で、適用条件がある
「全額返金」という名前を聞くと、支払った税込金額がそのまま戻るように感じるかもしれません。
しかし、公式の2027年度合格特典では、対象商品の税抜購入価格を基準とすると案内されています。セール価格で購入した場合は、そのセール価格の税抜金額が基準です。
また、全額返金を利用するには、合格通知書データの提出、合格体験記の提出、合格者インタビューへの出演などが必要です。
公式の規定では、この特典は原稿料・講演料として支払われ、源泉所得税が控除されます。通常の購入契約を解除して税込代金を返す制度とは異なります。
そのため、「合格すれば、講座に支払った税込金額が無条件で戻る」と考えるのは正確ではありません。
さらに、合格体験記やインタビューに関連して、氏名・写真・映像などの公表や利用についても条件が設けられています。顔や名前の公開に抵抗がある方は、特に確認しておきたい部分です。
なお、お祝い金1万円についても、公式サイトでは、原稿料10,000円から源泉所得税1,021円を控除した8,979円をAmazonギフト券で支払うと案内されています。
名前に「1万円」とあっても、実際の受取額とは異なる点に注意しましょう。
S03では料金への影響を中心に説明しましたが、申請期間や提出書類、公開条件などの細かな規定は、合格特典に特化した記事で確認できるようにします。
全額返金とお祝い金の受取条件や申請手順を詳しく確認したい方は、合格特典の記事をご覧ください。

教育訓練給付金は受給資格と併用制限を確認する
2027年版の入門フル・中上級フルは、一般教育訓練給付制度の対象講座として案内されています。ライトは対象外です。
公式の商品ページでは、制度を利用することで受講料の20%が支給される旨が案内されています。ただし、これは対象者が所定の条件を満たした場合の制度説明です。すべての購入者が自動的に受け取れるという意味ではありません。
実際に給付金を利用するには、ご自身の受給資格や手続きなどを確認する必要があります。
また、一般教育訓練給付金と合格特典は併用できません。 公式の合格特典ページにも、この制限が明記されています。
「給付金を利用して受講し、合格したら全額返金も受け取ろう」と考えている場合は、注意が必要です。
どちらの制度を検討する場合も、対象コースと本人の利用条件を確認し、制度の違いを理解してから判断しましょう。
合格を前提に「実質無料」と計算しない
合格特典の案内を見ると、受講費用の負担を大きく減らせるように感じるかもしれません。
ただし、合格特典を利用するためには、対象年度の試験に合格し、所定の条件を満たす必要があります。
教育訓練給付金についても、受給資格や手続きが必要です。
そのため、これらを購入時点で確実に受け取れるお金として差し引き、「実質無料で受講できる」と計算するのは避けたいところです。
まずは、特典や給付金を利用しない場合でも、受講費用を予算内で支払えるかを確認しましょう。
そのうえで、利用できる制度があるなら、対象条件と手続きを別に整理すると、費用の見通しを立てやすくなります。
自分に合う料金・コースを判断するには?
ここまで通常料金や割引、追加費用を確認してきました。
情報が多くて、「結局、どの価格を基準に考えればいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
そんなときは、まず予算と必要な内容を整理し、次に実際の支払総額を確認する順番がおすすめです。
予算と必要な学習内容を整理する
最初に考えておきたいのは、無理なく支払える予算です。
例えば、予算が6万円程度であれば、入門ライトの通常税込価格54,780円は候補になります。一方、入門フルの通常価格107,800円は予算を超えます。
ただし、これはあくまで金額を整理するための例です。予算内に収まるからといって、必要な内容がすべて含まれているとは限りません。
次に、利用したいものを書き出してみましょう。
基礎から学ぶ講義、過去問の解説、直前期の演習、質問サポートなど、何が必要かは学習経験によっても変わります。
予算に合う商品が見つかっても、必要な内容が不足している場合は、別の商品や学習方法を比較することもできます。
反対に、利用しない講座やサポートまで含む商品を選ぶ必要があるとも限りません。
「支払える金額」と「必要な学習内容」の両方を満たしているかを、落ち着いて確認したいですね。
割引後の支払総額を確認する
希望するコースが絞れたら、実際の支払金額を確認しましょう。
通常価格だけでなく、キャンペーンの適用可否、利用できる割引クーポン、決済方法による手数料などを確認します。
分割払いを利用する場合は、月々の金額と支払総額の両方が必要です。
さらに、試験受験料や、自分で購入する予定の追加教材があれば、講座代金とは別の費用として整理しておきましょう。
例えば、次のように考えると分かりやすくなります。
|
費用の種類 |
計算するときの扱い |
|---|---|
|
講座の通常価格 |
比較の出発点 |
|
キャンペーン・クーポン |
適用を確認できた場合だけ反映 |
|
支払方法の手数料 |
実際の条件を確認して加える |
|
任意の追加教材 |
購入する場合だけ加える |
|
試験受験料 |
講座料金とは別に用意 |
|
合格特典・給付金 |
購入時点で確定した値引きとして扱わない |
アガルートの公式サイトでは、クーポン適用後の金額をカート内の購入確認画面で確認するよう案内されています。
自分で計算した金額だけで購入を決めず、最終的に表示される金額を確認してください。

無料体験で講義や教材を確認する
料金面で候補が絞れたら、講義や教材との相性も確認しておきたいですね。
アガルートの2027年版商品ページでは、サンプル講義やテキストを確認できる無料体験・資料請求が案内されています。
例えば、講師の説明の速さや順番、テキストの見やすさ、スマートフォンでの視聴のしやすさなどを確認できます。
口コミで「分かりやすかった」と紹介されていても、自分にも同じように合うとは限りません。
無料体験だけで講座全体を判断できるわけではありませんが、購入前に実際の学習をイメージする手がかりになります。
受講費用を支払う前に、自分が続けられそうか確かめてみるのもよいでしょう。
料金や収録内容を確認しても、講義が自分に合うかどうかは気になりますよね。購入前に確かめたい方は、公式サイトの無料体験・資料請求の内容を確認してみてください。
料金以外のメリット・デメリットも確認する
この記事では、料金を中心に整理しました。
ただし、講座選びでは、金額だけでは判断しにくい部分もあります。
例えば、通常価格が低いコースでも、希望する教材やサポートが含まれていなければ、学習方法と合わない可能性があります。
反対に、価格が高い商品でも、利用しない内容が多いなら、自分にとって必要な選択とは限りません。
また、オンライン中心の学習形式が自分に合うか、質問制度の利用条件に納得できるかといった点も、購入前に考えておきたいところです。
料金を確認したあとは、講義の特徴や評判、メリット・デメリットまで含めて、講座全体を見直してみてください。
受講費用だけでなく、学習の進め方やサポートの条件にも不安がある方は、申し込み前の注意点をまとめた記事も参考にしてみてください。

まとめ|最新料金と購入条件を確認してから選ぼう
アガルート宅建士講座の2027年合格目標の通常料金は、次のとおりです。
|
商品 |
通常価格(税込) |
|---|---|
|
キックオフ宅建士 |
10,780円 |
|
入門ライト |
54,780円 |
|
入門フル |
107,800円 |
|
中上級ライト |
76,780円 |
|
中上級フル |
129,800円 |
2026年9月20日時点の公式通常価格。割引適用前です。
フルとライトの通常価格差は、入門・中上級ともに53,020円です。ただし、収録講座やサポートも異なるため、金額だけでなく必要な内容を確認しましょう。
割引制度については、対象者・対象コース・申請方法に条件があります。割引クーポン同士は併用できませんが、対象のキャンペーン価格に割引を適用できる場合があります。実際の適用可否と金額は、公式案内と購入確認画面で確かめてください。
また、通常の教材送料は講座代金に含まれる一方、試験受験料や任意の追加教材費は別に考える必要があります。分割払いを利用する場合は、月々の金額だけでなく支払総額も確認しておきたいですね。
合格特典や教育訓練給付金は利用条件があり、併用もできません。購入時点の確実な値引きとして計算しないようにしましょう。
大切なのは、最も安い商品を探すことだけでなく、必要な講座が含まれていて、実際の支払総額が予算に合うかを確認することです。
まずは無料体験で講義・教材との相性を確かめ、希望するコースの内容と購入条件を整理してみてください。
料金だけでなく、評判やメリット・デメリット、コースの違いまで含めて検討したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
料金を確認したあとは、講義の特徴や口コミ、メリット・デメリットも含めて判断したいですね。アガルート宅建士講座の全体像は、総合解説の記事でまとめています。


